【損をしない!?】マーチンゲール法を使ったトレードを詳細に解説!

ギャンブルにおける1つのベット方法として有名な「マーチンゲール法」は、FXでも通用すると言われています。

その方法について、詳しく説明していきます。

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■マーチンゲール法とは?


マーチンゲール法とは、勝てる確率が50%、勝った場合の配当が2倍という単純なギャンブルにおいて、負けない為のベッティング方法になります。

 

◇どんな賭け方をするの?


マーチンゲール法は覚えてしまえばとても簡単です。

先のような条件のギャンブルで、まずは1をベットします。

ここで勝った場合は次も1をベットし、負けた時には2回目に限り1回目と同じベットを、次からはその倍をベットするという繰り返しになります。

 

具体的には以下のようになります。

 

1回目 ベット1 勝ち +1
2
回目 ベット1 負け 0

1回目 ベット1 負け -1
2
回目 ベット1 勝ち ー0

この例では、どちらでもマイナス収支にはなっていません。

もっと長く続いた場合も見ていきます。

 

1回目 ベット1 負け ー1
2
回目 ベット1 負け ー2
3
回目 ベット2 負け ー4
4
回目 ベット4 勝ち 0

このように、負けから始まった場合でもどこかで一度勝てばそれまでの負けを0にできるという賭け方になります。

関連記事:マーチンゲール法は、理論上は必ず勝つと言われている方法

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■これをFXでどう使うの?


FXでこのマーチンゲール法を使う場合、証拠金をロスカットされた場合を負け、その分まで勝った場合を勝ちと考えます。

現物取引ではロスカットはまずありえない為、比較的高レバレッジを使った取引を想定しています。

 

例を挙げると、1万円の投資で20倍のレバレッジを掛けた購入で、5%の相場の下落でロスカットされてしまった場合には次も同じ条件での購入、そこでまたロスカットされた時には証拠金を2万円にして同じく20倍のレバレッジを掛けて購入するといった方法になります。

 

5%の利益が出ると分かった段階で売り抜けることで、スプレッド分はあるものの、ほぼ負けることが無くなるという具合です。

 

◇2%程度にして行うことが多いです


上は極端な例なので、現実的にFXでマーチンゲール法を使う場合には、2%程度で行うことがほとんどです。

 

つまり、証拠金の割合が2%減った段階で負けとして損切り、2%プラスになれば勝ちとして売り抜けという繰り返しを行っていきます。

このプラスマイナス2%という基本姿勢を崩さなければ同じ通貨ペアでなくても構いません。

関連記事:FXで使われるpipsって何?覚えないと取引に影響する?

■負けることは少なくなりますが


この方法を使ってFXで取引を行っていると、確かに負けはしなくなるものの、利益を重ねていくのは難しいと言わざるを得ません。

 

それは、FXは確率のギャンブルではなく、その時々のトレンドというものがあるからです。

購入したポジションが今のトレンドに乗っていて、軽く2%の利確ができる状態になった時にそこで売ってしまってはもったいないというもので、その流れなら3%やそれ以上の利益を出せるまでポジションを持ち続けるくらいでないと、FXで稼ぐことは難しいからです。

 

◇1つの方法として覚えておきましょう


その為、FXにおけるこのマーチンゲール法は決して推奨される方法ではありません。

トレンドの見極めに一時的に行うという程度に使うのが一般的で、繰り返しこの方法ばかりでの売買をしているとジリ賓に陥ってしまうことがあるので注意してください。

関連記事:【マーチンゲール法】を使ったトレード手法とメリットを詳細に解説!

まとめ

ギャンブルからの流用でFXでも使われることがあるマーチンゲール法ですが、こちらではそれほど有効な方法という訳でもありません。

損失かさんでいる時に一時的に気分展開で使ってみたり、トレンドの見極めに使うという程度に留めておいた方がいいでしょう。

少なくとも、長期のトレンドに乗って稼ごうと考えている人には向いていません。

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