
何らかの投資に該当する行為を行っている日本人は決して少なくありません。
ここではその投資の種類や人口、FXについても詳しく見ていきます。
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3000万人程度と言われています
投資と聞いてすぐに思い付くのは株式だと思いますが、それ以外にも投資有価証券の類いや金やプラチナといった価値の変動する対象、もちろんFXもその1つです。
このような何らかに対して投資を行っている日本人はおよそ3000万人程度だと言われており、株式口座の保有者が圧倒的に多く、2500万口座以上あると確認されています。
口座数=人口ではありません
株式口座が2500万以上確認されていても、そのまま2500万人が株式へ投資を行っているという訳でもありません。
それは、1人で2つ、3つと別の証券会社に口座を持っている人が居るからです。
本格的に投資を行っている人は同じ分野でもメリットが違う色々な会社を利用していることが多く、FXでもスプレッドや使えるレバレッジが違う会社を色々と使い分けるものなので、その口座数がそのままFX人口とはなりません。
700万口座以上ありますが…
FXの口座数は国内業者だけで700万口座以上だと分かっています。
ですが、先の理由からこの口座数がそのままFX人口という訳でもなく、実際の人口は100万人前後だと推測されます。
とすると、1人で平均7つ口座も持っていることになってしまいますが、興味があって始めたものの、辞めてしまって口座だけ残っているという状態のものがいくつもあるからです。
関連記事:【日本人のFX人口はどのくらい?】投資人口に対する割合から解説!
有価証券への投資が増えています
日本の国債のような元本保証があるものは投資とは呼ばないので除外しますが、投資有価証券はそれほど値動きが大きくなく、満期まで持つことでほとんど損をすることはない(もちろん場合にもよります)ことから、そちらに対する投資が増えています。
株式やFXのように日々の値動きを気にする必要もなく、元本保証こそないものの、多くの場合で定期預金より多い利息を期待できることから、投資と言うよりも貯蓄感覚で行っている人が多いのです。
アクティブな投資家はそれほど多くありません
株式の口座が2500万以上あっても、アクティブに取引を行っている人口となると、その2割の500万人程度です。
FXが100万人前後だとすると、合わせても約600万人となり、投資人口が3000万人と言われる割にはこれらへの投資を行っている人は思ったより多くないことが分かります。
それだけ上に挙げた、できるだけ安全な運用ができる証券類への投資が多いことが分かりますが、これはアクティブな投資とは言えない為、日々値動きのある投資対象を選んでいる人はそれほどでもありません。
関連記事:【意外に多い!?】日本人のFX投資人口と現預金の割合を詳細に解説
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リスクを承知で行ってください
いくら安全な運用ができると言っても、投資有価証券も立派な投資の1つなので、損をしてしまうことがあります。
株式やFXは言うに及ばず、金やプラチナへの投資も現在では順調な値上がりを続けているものの、いつ大きく値を下げてしまうか分かりません。
加えて、FXに近付く500万口座(アクティブ人口になるとまた別で、70万人程度です)はあると分かっている仮想通貨に至っては、ほんの数日で数分の1の価値になってしまうことさえあります。
投資である以上、どのようなものでも少なからずリスクはある為、それを理解した上で行うことが大切になります。
関連記事:【勝ってる人はほんの一握り!?】日本人のFX投資事情を詳細に解説
まとめ
日本の投資人口は3000万人が居ると言われていても、その多くが投資有価証券へのもので、アクティブなFX人口となると、約100万人とそれほど多くもありません。
いくら堅い対象だとしても、投資と名の付くものは必ずリスク面まで確認した上で行うことが大切です。
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