
国内にもFXの取引が行える業者は多数ありますが、メリット面から遭えて海外FX業者を選ぶ人も少なくありません。
そのメリットの1つが、この「ゼロカット」と呼ばれるシステムがある点です。
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■ゼロカットとは何?
レバレッジを利用した取引では、証拠金の割合次第では時によってその全てを失ってしまいます。
例えば、25倍レバレッジを使用して1万円の証拠金で25万円分になる米ドルを購入した場合、証拠金の割合は僅か4%です。
その為、米ドルの相場が4%購入時より下がれば全てを失うことになります。
国内のFX業者の場合、証拠金が尽きてしまう前に設定した数字で強制ロスカット(以下、LC)が行われるようになっていますが、相場の下落が早い場合には証拠金の分を突き抜けてしまい、それより更にマイナス分が発生する場合がままあります。
その分は原則的に翌営業日中に入金しなくてはならず、額が大きいと大変なことになる場合もあります。
◇追証(おいしょう)と呼びます
レバレッジを使った取引において、証拠金を突き抜けて追加で支払わなければならなくなったお金のことを「追証」と呼んでいます。
“追加保証金”からきている言葉ですが、「ついしょう」ではなく、「おいしょう」と呼びます。
(証拠金に追い掛けられる、という意味があるようです)
国内FX業者ではLCのライン設定次第では、急激な相場の変動によってこれが発生しますが、海外FX業者で「ゼロカット」をうたっておる業者を利用すると、最悪でも証拠金を全て失うだけでこの追証は発生することはありません。
これが海外FX業者だけのゼロカットシステムです。
関連記事:【海外FXの特権!】追証不要のゼロカットシステムを丁寧に詳細解説
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■メリットしかないように見えますが…
このゼロカットシステムがあると、どれだけ急激に相場が変化しても、実際に投資した証拠金以上に追加でお金を支払うことはありません。
これをメリットと考えて、国内FX業者ではなく、海外FX業者を利用する人が増えています。
ですが、メリット面だけではないのも事実なのです。
◇高レバレッジばかり使うようになってしまいます
当然ですが、高い数字のレバレッジを掛けるほど証拠金が無くなってしまう可能性は高くなります。
国内業者では2011年8月から25倍が最高となっていますが、海外業者だと未だに30倍や40倍といったもっと高いレバレッジを使えることがあります。
そのようなレバレッジを目当てに海外FX業者を利用する人も少なくありませんが、それに加えてゼロカットがあると、どれだけ失敗しても追証は発生しない為、つい高額な取引ばかりを行ってしまいがちになります。
FX業者側としては、取引量が多いほどスプレッド(実質的な業者が得る手数料相当)によって利益になります。
つまり、ゼロカットシステムで安心感を与える代わりに高レバレッジの取引を促していると考えることができるのです。
◇自制が大切になります
いくら追証が出ることはないと言っても、毎度証拠金全てを失っていては大変です。
特に25倍を超えるレバレッジになると、2%や3%相場が動いただけで簡単に証拠金が無くなってしまいます。
よって、海外FX業者を利用する時には、ゼロカットがあるからと安心して高レバレッジばかりで取引を行わないように自制をすることが大切です。
関連記事:【ゼロカットシステム】の仕組みとメリットを丁寧にわかりやすく解説
まとめ
海外FX業者が実施しているゼロカットとは、絶対に追証が発生しないシステムのことです。
国内FX業者ではこれは認められていない為、海外FX業者を利用する場合のメリットの1つなっています。
国内FX業者では、少なからず追証が出てしまう可能性がありますが、だからと言って、海外FX業者ならではの高レバレッジでの取引ばかりを行わないように注意してください。
関連記事:ゼロカットシステムは海外FX業者だけが提供できる特別なシステム!
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